こんにちはめだか です。
各自治体の子育て支援として無料のイベントやセミナーなどがあります。
先日川崎市高津区の無料の子育てセミナーの講師が
NHKすくすく子育てでも活躍されている柴田愛子さんだったので参加しました。
- こどもが言うこと聞いてくれなくて困ってる
- イヤイヤ期でなんでもイヤイヤするから大変
- いたずらばかりしてこまってます
など子育てが思い通りにいかず困ってるママやパパにとって
自分の育児を振り返る良いきっかけになると思います。
本記事では、柴田愛子さんの「こどものみかた」に参加して得られた情報をご紹介していきます。
柴田愛子さんってどんな人?
「こどもの心により添う」を基本姿勢としたこどもに関わるトータルな仕事をする場である「りんごの木」を発足。保育のかたわら、子育て支援ひろばや保育園・幼稚園・小学校の保護者、保育士や幼稚園教諭の研修会などで講演などを行っている方です。
著書に『こどものみかた 春夏秋冬』(福音館)、日本絵本大賞を受賞した『けんかのきもち』(ポプラ社)などがあります。
セミナーから学べたこと
こどもの心が侵されないように
こどもにルールを押し付けていませんか?
親はこどもにルールを守らせようとします。
しかし、そこに成長の後押しがあったりします。
親は安全に正しく成長してほしいと思うものですが、こどもには関係ない
なんでも早くできるようになるしようとしていないか?
こどもの尊重のさせ方が間違えてると思うと柴田さんは言います。
例えば、靴下をうまく自分で履けない。
うまく履けないなら親が手伝ってあげれば良い。
親が手を出したらこどもの自尊心を傷つけてしまうという人がいるが
そんな事で自尊心を傷つけることはない。
好きなこと、やりたいことを尊重させてあげることが大切
子供が自ら意思を持つことが1番大事です。
べきオバケに取りつかれている
べきオバケってなに?
「早寝早起きするべき」「野菜をしっかり食べるべき」など
「~すべき」と言われることがべきオバケです。
メディアやネットなど情報にあふれている現代
そこらじゅうにべきオバケがうじゃうじゃいます。
べきオバケは無視してしまえ!
柴田さんに言わせると「そんなの”余計なお世話!”」
どのようにこどもに接してあげたいか
どのように時間をつかいたいか
何を重視したいか自分で選択すれば良い
べきオバケに振り回される必要はない!
イヤイヤ期は親の勝手
イヤイヤ期とは?
2歳児前後の頃から「イヤだ!」と駄々をこねる時期をいいます。
この頃からこどもは自分とママはちがう人物なんだと感じ始め自己主張が強くなっていくようです。
自分の意思を持つことができる成長の現れではあります。
しかし、こどもは泣くことでしか意思表現ができないため、
親にとっては大変な時期で「魔の2歳児」とも言われています
イヤイヤするときってどんなとき?
・ボールペンなど危ないものを手にしたときにママに取り上げられたとき
・公園で他のこどものおもちゃで遊ぼうとすることを止めたとき
・食べにくそうだった食べ物を小さく分けてあげたとき
こどもが”今”やりたいことを親の都合で阻止されるからこどもはイヤイヤする!
親だってイヤイヤしてませんか?
普段生活していると知らないうちにイヤイヤしていませんか?
・夕飯を作っているとき
・スマホを操作しているとき
ちょっと振り返ってみてください。
あなたもイヤイヤしてませんでしたか?
イヤイヤ期は諦めが肝心
柴田さんの言葉をそのまま伝えると
こどもは”今”夢中になっていることがあるんだから親が言っても無駄よ
諦めるしかないのよ
こどもの仲介に入ってはいけない
3歳と5歳の男の子のママからの質問
5歳のお兄ちゃんが片づけをしない3歳の弟が「ずるい」というどのように対応したらよいか?
子ども同士コミュニケーションとるべき
親が仲介に入ってしまうとどちらかの肩を持つような状況になってしまう。
上記の質問の場合ママは
「本当にずるいよね!自分で弟にそう言ったら?」
と言い自分で伝えさせることが良いようです。
3歳まではまだまだ赤ちゃん
「3歳はまだ話の通じない赤ちゃん片付けなんてできないわよ。」と柴田さんは言います。
親が言ったことが出来なくても理解しなくても3歳はまだしょうがない!
学びから感じたこと
息子に対する自分の対応に反省
自分もイヤイヤ言ってるな…
と少し反省しました。
とはいえ、夕飯作ってるときは危なかったりするからイヤイヤ言いたい。
自分の時間の使い方を選べば良いと言葉もあったように
譲れるところは息子ファーストに時間を使いたいと思いました。
自分自身がどう育ったか振り返りたい
どんな経験をしてきたか
あなたのこどもなんだからあなたのDNAがあるのよ。と柴田さん
この話を聞いた際に私はどんな環境でどんな経験をさせてもらったのかと見える化したくなりました。
私と似ている息子に対してどのようにしてあげたら良いのかのヒントが自分の過去から見えてくるような気がしました。
経験から得られたメリット・デメリットを見える化
私自身が経験した習い事や学校生活など継続できたことはなぜ継続できたのか。
逆に継続できなかった習い事などはなぜ継続できなかったのか。
何が嫌だったのか。習い事をすることになったきっかけ
良かった経験は、息子にもきっかけを与えてあげたいと思います。
苦労したことや失敗した経験について息子が同じ苦労をしないように幼い頃に感じたことを整理して息子の生きるヒントになるよう光を与えられるような親になりたいと感じました
記事のまとめ
柴田さんの言葉で救われた気持ちと気付かされる言葉がありました。
「みんなちゃんとした良い子に育てようとしていない?」
子どもによって成長スピードや好みや性格も違う。
みんなが同じことをできなくても気にすることない。
こどものスピードで成長すればよい。
親はそのアシスタントなんだなと感じました。